楽天モバイルのプラチナバンド対応と機能可否まとめ(キャリア決済、MMS、VoLTE、留守番電話、着信拒否、5G、3G)

2023年10月31日楽天モバイル

プラチナバンドアイキャッチ
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こんにちは、ぶっちょ(@marumaru_buccho)です。

皆さま、いかがお過ごしでしょうか?

2023年10月23日、楽天モバイルがやっと悲願のプラチナバンドの免許を取得できたようですね。
契約者数も、2023年6月末で480万で、2023年8月末で500万を突破し、少しずつ増えてきているようです。
地下や一部のショッピングモールのような弱い通信エリアで通信が可能になれば、さらに契約者数が増えると思います。

楽天モバイルもプラチナバンドの免許を取得し、さらにつながりやすくなり、契約者数も増えてくると、他社からMNPをされる方も増えてくると思います。
ただし、他社からMNPをしようとしたときに困るのが、他社でできていた機能が楽天モバイルで使えるかどうか・・です。意外とまとまっていなかったので、この記事を読めば、楽天モバイルのプラチナバンドのこと、大手3社との機能の比較が一発で分かるように、分かりやすくまとめました。

ぜひ参考にしてください。

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プラチナバンドとは?

プラチナバンドとは、700Mhz~900Mhzの周波数帯域を中心とした通称で、電波は周波数帯が低いほど、障害物の後ろにも回り込みやすく(回折)、遠くに飛びやすいことから、1つの基地局で広いエリアをカバーできるので、とくに重要視される周波数帯となります。またこの帯域はあきがなく貴重なため、「プラチナ」と呼ばれています。

この周波数帯域の電波の特性として、他の周波数帯域に比べ、電波の到達距離が長いため、山間部などの郊外へのエリア展開にも有利とされ、都市部でもビル内やショッピングセンターなどの遮蔽物の多い環境、地下、窓や壁などを透過する力が強いため屋内、山の陰などでもつながりやすくなります。

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プラチナバンドの重要性

この帯域の電波は、障害物を回り込んで遠くに、広範囲にとどく性質があり、ケータイ各社は、高速通信とともに、つながることが重要であり、このプラチナバンドが非常に重要な武器になります。

基地局をたくさん設置すれば、自キャリアのエリアをカバーできますが、基地局を設置するにも費用がかかります。できる限り、基地局の設置を減らせればいいのですが、そうであれば、電波が届きません。しかしプラチナバンドをつかえば、基地局を減らして、かつ電波が届くエリアの拡大もはかることができます。
このため、以前Softbankもそうでしたが、各キャリアは、この帯域を喉から手が出るほどほしいわけです。

楽天モバイルが使えるプラチナバンドは、700MHz帯の3MHz幅(715Mhz~718Mhz、770 Mhz~773 Mhz)の2つです。

楽天モバイルに割り当てられた700MHz帯の帯域幅は3MHz幅と非常に狭く、LTEで実現できる通信速度もダウンロードで最大30Mbps程度とされており、つながりやすいが大容量通信には適していないという課題があります。

それじゃ、ぜんぜんだめじゃん・・となりますが、前述したように、プラチナバンドは、非常に通過性、まわりこみ(回折)があるため、電波が届く点では非常に有利になります。

上記のように通信容量は限られますが、たとえば決済アプリなどのように与信確認、決済処理だけを行うといったデータ量が少ない通信は、基本つながりやすさが確保されていれば利用できます。
NTTドコモが4Gで本帯域の利用を提案した際の試算では、この帯域だけで1100万契約のユーザーを収容できるとしています。

開始時期は、総務書に提出された計画書では令和8年3月頃(2026年3月頃)とあるが、代表取締役 共同CEOは、「計画書については少し保守的な形式で記載した。準備は進めており、来年中にはサービスを開始できる」との発言があり、
この言葉を信じるなら、2024年中には何かしらの形でサービス開始が可能ということになります。

今楽天モバイルにしようかどうか悩んでいる人も、早めに開始してくれるなら、と後押しになるでしょう。

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楽天最強プランの影響は?

ここまでは、新たに取得したプラチナバンドの影響をお伝えしましたが、楽天モバイルでは、2023年6月1日から「楽天最強プラン」のサービスで、KDDIのローミングを無制限にしていますが、そちらの影響はどうでしょうか・・・

プラン開始時のKDDIのコメントを要約すると以下となるが、

・楽天最強プランで、楽天モバイルのエリア=KDDIのエリアになるわけではない。

・貸し出しは、800Mhz(プラチナバンド)LTE 10Mhz幅または15Mhz幅しかない。

・ローミングをしていない場所、KDDIが他の周波数帯だけでエリア化している場所では
基本的に楽天モバイルにつながる。その場所で楽天モバイルがエリア化できていなければ、圏外のまま

・局所的にトラフィックが多いところはローミングの対象外(au,UQモバイル,povoに悪影響を与えてしまう可能性があるため)

あくまで、個人的な見解だが、KDDIからお借りしているのはプラチナバンドであり、前述したようにプラチナバンドは、電波の特性上、長距離、回り込む性質から、このKDDIのプラチナバンドで恩恵を受けるのは、いままで電波がとどきにくかった地方や、地方の建物内、地下が改善されるのではと考える。大都市のKDDIのプラチナバンドは制約がありそうなので、楽天モバイル自前のプラチナバンドを開始させない限り、大都会の楽天モバイルのつながりやすさは、改善しないかもしれませんね。

2026年とは言わず、楽天モバイルのプラチナバンドには、2024年度から開始を期待したいところです。

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よくある機能の質問まとめ

つづいて、プラチナバンド以外の機能がどうか?ですが、それをまとめたものが以下になります。

楽天モバイルDocomoauSofbank
プラチナバンド〇 
2024年度中を目指す
キャリア決済△ 
・GooglePlayストア
・LINEコイン
・Youtube Premium
・電子マガジン
・Google One




・d払い
・spモードコンテンツ決済(スマートフォンでのdメニュー掲載コンテンツ、Androidの「Google Playストア」、iPhoneの「App store/Apple系各種サービス」などのコンテンツ料金)

・アプリストア
・ネットショッピング
・サブスク






・音楽・動画などのデジタルコンテンツ
・SNS・ゲームなどのアイテム購入
・ショッピングサイトでの商品購入
・その他各種サービスのお申し込み


キャリアメール〇 楽メール
MMSx 対応していない
Voltex RakutenLink
〇 OS標準アプリ
留守番電話〇 RakutenLinkで可能〇 オプション〇 オプション〇 オプション
着信拒否xできない〇 オプション〇 オプション
5G〇 SIM変更なしで対応〇 SIM変更なしで対応〇 SIM変更なしで対応〇 SIM変更なしで対応
3Gx 対応していない〇 2026年3月末終了x 2022年3月末終了〇 2024年1月末終了

では、1つづつ説明していきます。

キャリア決済

キャリア決済とは、商品・サービスの購入代金を携帯電話料金や通信料金と合算して支払いができる決済サービスのことです。今では大手(ドコモ、au,Softbank)では当たり前に使用できていますが、

楽天モバイルでは、

・Google Playストアでダウンロードしたゲームアプリ内での課金
・LINEコイン
・YouTube Premium
・電子マガジン
・Google One等

の料金支払いを、楽天モバイルのお支払いと同じ方法で決済できます。
他社と比べるとショッピングが対応していないこと、
Google Playですので、android端末の恩恵はありますが、iPhoneへの恩恵はさらに減少します。注意が必要です。

キャリアメール

キャリアメールに関しては、他社と相違はありません。
楽天モバイルでは、2022年7月1日から、「楽メール」という、キャリアメール(@rakumail.jp)が提供されています。

最近は、LINEで通信が主流で、かつGmailで無料アカウントも簡単に取得できますので、キャリアメールの立ち位置は薄れてきていますが、あるのは越したことはないですね。
楽メールはRakutenLinkアプリ内で使えるキャリアメールです。もちろん無料です。
他社同様、回線解約もしくはMNP転出後、楽メールを使用したい場合、解約から31日以内に有料オプションサービス「楽メール持ち運び」のお申し込みで可能になります。

MMS

MMSとは、MMS(マルチメディアメッセージングサービス)」の略で、キャリアメールの文字制限がないメールを「メッセージ」アプリ(iPhoneでは、吹き出しアイコンのSMSを送信するアプリ)でやり取りする機能です。
つまり、電話番号だけでやりとりできるSMS(SMSの場合最大全角70文字、現在は最大全角670文字)のアプリを使い、通常のメールと同じ文字制限がないメールが送れるものです。
MMSは、au、softbankのみ対応です。楽天モバイルでは対応しておいりません。最近は、キャリアメールだけでなく、MMSもすたれてきていますが、まだお使いの方で、au、Softbankから楽天モバイルへMNPする場合は注意しましょう。

VoLTE

VoLTEとは、Voice over LTEの略です。
3G時代は音声通話もデータ通信も3G回線で行っていましたが、LTEの登場でデータ回線がLTEに移行しました。一方、音声通話は3G回線のままでした。

しかし、3G回線での音声通話は「音質が悪い」「音声が遅れて届く」などの問題があったため、LTE回線の一部を音声通話用に使えるようにして、クリアで遅延のない通話を実現させたのです。
それがVoLTEです。

VoLTEと3Gの違いは、VoLTEのほうが3Gよりも通話品質が高いということになります。
ただし、楽天モバイルで注意しなければならないのが、「RakutenLink」という通話統合アプリをリリースしています。このアプリを使用して通話すれば無料ですが、この通話アプリ以外を使うと有償になります。
残念ながら、この通話アプリでは、VoLTEには対応していません。

少し脱線しますが、この通話アプリの仕様で、着信側がAndroidでは、相手がRakutenLink以外からの発信でもRakutenLinkに着信しますので問題はありませんが、iPhoneでは、相手がRakutenLink以外からの発信であれば、iOS標準の通話アプリに着信します。そして、そのiOS標準の通話アプリの着信履歴をタップすると、RakutenLinkアプリからの発信でなくiOS標準の通話アプリからの発信になり、有料となっていましたが
iOSバージョン10以上でiOS標準の通話アプリの着信履歴をタップしてもRakutenLinkからの発信になるようにRakutenLinkからの仕様が変更されています。
ちなみに、Androidでは、下記では折り返しはできませんが、Androidは、相手がRakutenLink以外からの発信でもRakutenLinkに着信しますので、OS標準からの折り返しの可能性は少ないためあまり影響をうけません。




callback

楽天モバイルホームページから引用


前置きが長くなりましたが、楽天モバイルでは、VoLTEに対応していますが、無料通話のRakutenLinkでは、VoLTEには対応していません。

留守番電話

こちらも楽天モバイルが提供している「RakutenLink」アプリで対応可能です。

着信拒否

残念ながら、RakutenLinkアプリでは、着信拒否はできません。大手4社でも同じく有料のオプションとなっています。

5G対応,3G対応

楽天モバイルで5G通信を利用するのに、特別な申し込みや設定は必要ありません。
「5G通信対応のスマホを利用している」「楽天モバイルの5G通信対応エリア内で利用している」の条件さえ満たせば、5G通信を利用できます。

最近購入のスマホでは、5G対応していますが、
エリアは人口カバー率98%と言われていますが、念のためご自宅が楽天モバイルの5Gのエリアかどうか?は事前に以下URL →リンク先上部の通信・エリアから確認した方が良いかもしれません。

楽天モバイル

3Gに関しては、楽天モバイルでは対応していません。

まとめ

いかがでしたでしょうか?10/23に楽天モバイルがプラチナバンドの免許を取得して
早ければ、2024年にサービスをスタートするかもしれません。
そうなると、いままでつながりにくかったところがつながるようになり、登録者も増えていくでしょう。

楽天モバイルは、パケットの月間使用量が小さい場合は、楽天モバイルより安いところはあります。


しかし50GB以上の容量帯では、コスパが非常に優れていて、圧倒的に楽天モバイルになります。
その為、我が家では、固定回線として使用しているほどです。

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Posted by ぶっちょ