hostsファイル、ファイル場所、設定、編集、書き方

2024年6月30日ブログ

hosts ファイルのアイキャッチ
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こんにちは、ぶっちょです。
暑くなってきましたね。いかがお過ごしでしょうか?

先回は、サーバーの引っ越しに必須なメジャーなFTPソフトのご紹介と設定方法、使い方のご紹介でした。
引っ越しだけでなく、サーバーのバックアップにも使用できますので、ぜひとも参考にしてください。

サーバーの引っ越しには、FTPソフト以外にもイロハがあり、第2弾、hostsファイルのご紹介です。エンジニア系でないとおそらく使うことはありませんが、知っていれば活用できるので、覚えておきましょう。

ではみていきましょう。

hostsファイルとは?

hostsファイルは、IPアドレスとドメイン名の紐づけをしてくれるテキストファイルです。DNSサーバとは異なり、自分のPCに保存しておくだけで、自分のPCからのみ効果があります。

IPアドレス…サーバーやPCに割り振られている識別番号で、インターネット上の住所のようなもの。
例:「xxx.xxx.xxx.xxx」の形。「192.168.1.10」「8.8.8.8」など
ホスト名(ドメイン名)…サイトURL「https://」以降の部分。IPアドレスを覚えやすい文字列で表現するためのもの。
例:このページのドメイン名は「marumaruup.com」
DNSサーバー…ドメイン名とIPアドレスを変換する仕組みを提供するサーバのこと。

!注意
ドメインとIPアドレスの対応は、hosts設定を行ったPC上でのみ有効になります。動作確認が終わったら、変更を元に戻すのを忘れないようにしましょう。

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なぜ必要?

なぜ必要か?は、インターネットの仕組みからの説明になります。
一般的には、インターネット上では、ドメイン(このページであれば、”marumaruup.com”)は、ネームサーバー(DNSサーバー)によりIPアドレス変換されてアクセス可能になります。

ネームサーバーの変換がなければ、アクセスできません。

一方、サーバーの引っ越し過程で、ネームサーバーの変更(指定)は一番最後になります。

つまり、引っ越し先に、ワードプレスのデータ、データベース(MySQL)のファイルが移動されてもネームサーバーからのIPアドレスの変換がなければ、引っ越し先のご自身のブログにアクセスできないのです。

そのために、hostsファイルに、ドメイン、IPアドレスを記載して、ネームサーバのIP変換がなくてもアクセスできるようにする仕組みに「hosts」ファイルを使用します。

最近のレンタルサーバー会社では、hostsファイルの仕組みがなくても、引っ越し後のご自信のブログのトップ画面をレンタルサーバー会社の設定ページでみれるようになっているところが多いとは思いますが、そちらを簡易的にご利用いただいてもいいとは思います。

スターサ―バーの場合、
「サーバー管理ツール」 → 「ドメイン」 → 「移転前動作確認URL」に移転前の確認するところがあります。

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どうやって?

では、hostsファイルですが、ご自身のパソコンの以下場所のファイルにあります。
C:\Windows\System32\drivers\etc

まずは、引っ越し先IPアドレスを調べる必要があります。
引っ越し先のドメインは、レンタルサーバー会社により変わります。
スターサーバーの場合、
「サーバー管理ツール」→「ドメイン」→ 「移転前動作確認URL」にあります。

Windows10の場合
左下のWindowsマーク→ windowsシステムツール→ コマンドプロンプト
そこに、さきほど調べた引っ越し先のサーバーのドメインを以下のように記載してください。

ping xxxxx.com

コマンドプロンプト

xx:xx:xx:xx からの応答: 時間 =48ms

とある 「xx:xx:xx:xx」 がIPアドレスになります。

次にメモ帳(左下のWindowsマーク→ windowsシステムツール →メモ帳)を右クリック →その他→管理者とし実行してください。hostsは、管理者で実行でないと編集、保存ができませんので、必ず管理者として実行してください。

メモ帳の 「ファイル」→「開く」をクリックして、
アドレス部分に以下ペースト

C:\Windows\System32\drivers\etc

右下の
テキスト文書(*.txt) →すべてのファイル(*.*)に変更

そうすると
hostsがファイルが表示されます。

hostsを選択して、開き先ほどの

IPアドレス ドメイン

を記載して、上書き保存してください。
管理者で実行であれば、変更後に上書き保存ができるはずです。

もし変更後に上書き保存ができない場合、管理者で実行になっているか?確認してください。
これで、hostsファイルが変更できましたので、

ブラウザーのアドレス部分に、先ほどIPアドレスを調べたドメインの頭に
「http:// 」 最後に「/」をつけてペーストしてください。
ブログが表示できましたでしょうか?

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まとめ

いかがでしたでしょうか?
今回は、サーバーの引っ越しイロハ、第2弾、hostsファイルの編集でした。

引っ越し先のワードプレス(ブログ)がきちんと表示できているのを確認したら、その後のhostsファイルをもとに戻しておくことをわすれないようにしましょう。

私は、もどすことを忘れていて、しばらく、現行のワードプレス(ブログ)にアクセスできず、しばらくの間悩みました。
皆さまもご注意ください。

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Posted by ぶっちょ