復活!!ソニー ポータブルラジオ ICF-B09修理

2022年4月6日ものづくり

ポータブルラジオ アイキャッチ
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この記事で分かること

・ソニー ポータブルラジオ ICF-B09 でAM・FMが聞こえないときの対処法

こんにちは、ぶっちょです。

今回は、ソニー ポータブルラジオ ICF-B09修理のアップデートです。

我が家では3/11の東日本大震災の日に合わせ、使用するだろう機材と食料を確認する日にしています。数年前にソニーのポータブルラジオ ICF-B09を購入し、確か1年前は使えたのですが、今回ラジオが聞けない・・・という事態が発生し、修理しましたので、同じような現象でお困りの方がいれば、ご参考になればと思います。それでは見ていきましょう。

以前の記事はこちらから、どうぞ

背景

このソニーのポータブルラジオ ICF-B09は、手回し用のハンドルがついたラジオで、懐中電灯、ランタン、ガラケーの充電器にもなります。ハンドルを回して内蔵充電池に充電しておいて、AM、FM、懐中電灯、ランタンを使います。

3/11に、そのポータブルラジオで、ラジオが聞けるか チェックしたところ、全く反応しません。FMも同じです。懐中電灯、ランタンは機能しました。後方に、内蔵充電池と単3電池の切り替えスイッチがあり、単3電池で切り替え、チェックしましたが、同じです。

実をいうと、このポータブルラジオは、2世代目です。初代の同じくソニーのポータブルラジオでも同じような長期保存をしておくと、ラジオが聞けなくなる現象が出ました。その時は、メーカ保証期間内でしたので、交換をして、原因は突き止めませんでした。

初代、2代目とも、ポータブルラジオは、後方に内蔵充電池と単3乾電池に切り替えできるのですが、取説には、長期保管の場合、後方のスイッチを単3電池側にして保管の旨の記載があります。初代は、何も考えず内蔵充電池にして保管していてラジオが聞けなくなったのではないか・・と考えていました。

ただ、今回は、以前の教訓があり、切り替えスイッチを単3電池にして保管していたのですが、同じ現象に見舞われました。

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原因

一応、修理とういか対処はできたのですが、原因はいまだに分かっていません。結果オーライとしてください^^;

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修理方法

くれぐれも分解するとメーカー保証は受けれないので自己責任でお願いします。分解の前に、私と同じ現象かどうか?を確認してください。
内蔵充電池、単3電池ともAM・FMが聞こえない、懐中電灯とランタンはどちらでも使える場合になります。次に、手回しハンドルを回して、ある程度の電力をため込みます。ハンドルを2~3分ほど回して、電力を充電しておいてください。

背面の内蔵充電池と単3電池の切り替えスイッチを内蔵電池側にして、懐中電灯または、ランタンがつけば、充電されていると思います。

※注!! 私は、適当にネジを外していますが、ネジは同サイズで、各部位により長さが違うようで、組み立て時の間違いや、紛失させないように、両面テープでネジを並べて管理しながら分解されることをお勧めします。

それでは、分解します。

まずは、背面のネジ4つをはずします。

背面写真

続いて、底面のネジ2つを外し、底面の部品を外します。

底面写真

底面の蓋のさらに下にネジがありまので、外します。

底面部品を外した時

電池蓋の中にもネジがありますので、外します。

蓋の内部のネジ

つづいて、ラジオのつまみを外します。これは引っ張れば簡単に外れます。

つまみを取った時のネジ
つまみ側のカバーをとったあとのネジ

そうすると、音量のつまみの下からネジが現れますので、そのネジを外します。つまみ側の側面の部品を外すことができます。つまみ側の側面の部品を外すと、下の方に、ネジあるので外します。

つづいて、ライト側の防水パッキンをめくり、ネジを外します。そうするとライト側の側面の部品が外れます。

ライト側のネジ

これ以上ネジはなく、本体は、もなか構造になっていて側は接着剤で接着されていますのでこれ以上は分解できません。

ネジをすべてとったときの状態

この状態で、FM・AMの切り替えスイッチをAM側にして、チューナのダイヤルとボリュームのダイヤルを回してみてください。ラジオが聞こえませんか?おそらく聞こえるとは思います。

聞こえたのであれば、ラッキーです。おそらく私と同じ不具合だったのだろうと推測します。残念ながらラジオが聞こえない場合、充電池の容量が足りていない場合があるかもしれないので、単3電池側に背面スイッチを変更して、単3電池をいれて試してみてください。それでも聞こえない場合、異なる不具合だったかもしれません。

もし運よく、ラジオがきこえたら、一度ラジオをオフにして、分解した手順とは逆の手順で組み立ててください。

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まとめ

このソニーのポータブラジオ ICF-B09は、懐中電灯・ランタン・スマホ充電・AM・FMと多機能です。いざという時、ラジオをがきけないのであれば、破棄してもよかったのですが、ラジオなので、簡単に修理できると考え、修理しました。

・長期保管で、内蔵充電池・単3電池、両方でもラジオのみきけない
・懐中電灯・ランタンは使える。
・メーカー保証が切れている。

なら、新しいラジオを購入する前に、一度今回紹介し手順で分解してみてはいかがでしょうか
運が良ければ、ポータブルラジオが復活するかもしれません。
あくまで、分解するとメーカー保証が受けれないので、くれぐれも自己責任でお願いします。

※2023/2/18追記
ニッケル水素電池を入れて、背面の切り替えスイッチを「単3電池」側にして、約1年弱長期保管していましたが、現時点では内蔵充電池でも、単3電池でもどちらも動作しています。
実験結果から、保管の際には、再充電できるニッケル水素充電池などを使い、電池を入れて、切り替スイッチを「単3電池」側にして保管したほうが良いようです。

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Posted by ぶっちょ