キッズ向けマウンテンバイク修理(調整)とセンタースタンドおすすめ
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こんにちは、ぶっちょ(@marumaru_buccho)です。
すっかり、季節は秋になり、いかがお過ごしでしょうか?
約1年前に、セリアのライトフォルダーをご紹介しましたが、同じくセリアのランチャーライトと合わせて永く使えております。いい買いものをしました。
今回、こどもの自転車のスタンド部分、少し荒っぽい扱いをしたのでしょうか・・・
スタンドが折れてしまいました。折れたというより、接合部分の強化プラスチック部分が割れてしまいました。
あわせて、前輪のVブレーキの効きが悪いとのこと。試しに前輪を少しあげて手で前輪
回して、ブレーキをかけたのですが、たしかに少し悪いようで・・・
Vブレーキは、ブレキーグリップの根元に、調整ネジ(バレルアジャスター)があるのですが、まわしてみたのですが、あまり効果がありません。
自転車を趣味にしている方であれば、それなりに経験値もあるので、部品の選定や、どこがわるいのか?がすぐにわかると思います。
パンクやもう少し大きなトラブルなら、近所のショップで見てもらおうと考えましたが、ちょこちょこ自転車をいじることがあることと、そこまでではないので、エンジニア魂がそうはさせません^^;
今回は、知見もつくので、自力でやり通しました。
自転車の部品は、種類も多く、専門用語も多いので、試行錯誤しましたが、おなじようなお困りの方もいるとは思いますので、忘備録として残しておきます。
ぜひ参考にしてください。
センタースタンド交換とブレーキの調整
今回のゴールは、スタンドの交換とブレーキの調整です。
まずは、スタンドの交換からです。
スタンドの種類
基本、最初からついていたスタンドに似たスタンドを取り付けるのが賢明ですが、最初からついていたのは、センタースタンドでしたので、同じようなスタンドを探したのですが、いろいろ種類が多く、どれを選択すればいいか?非常に時間がかかりました。
一口にスタンドといっても、スタンドにはいろいろ種類があります。
大きく分けて、5種類になりますが、折りたたみ式、着脱式は、スポーツ車しか使わないので、ここでは割愛します。そうなると、大きく分けて、3つになります。
スタンド | 特徴 | メリット・デメリット | 選定ポイント | 種類 |
片足スタンド | ・チェーンステーとシートステーに使用 ・チェーンステーに固定する1点止めのものは、ずれやすく、不安定 固定する部分の距離、角度が調整幅が広く、しっかりと固定できるもの ・カーボンフレーム、ディスクブレーキ搭載には取り付け不可のケースもあるので注意必要 | ◆メリット 自転車を持ち上げる必要がないので、停車時も発進時もスピーディーです。 ◆デメリット 片足スタンドは車体が斜めに傾くので、両立スタンドほどの安定感がなく、風で倒れる場合もあります。 | ・タイヤのインチ数 ・フレーム素材が何か? ・ディスクブレーキ有無 | 出典 Amazon |
出典 Amazon | ||||
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センタースタンド | ・1本脚、2本脚がある チェーンステーのブリッジ付近に専用の取付穴のある場ケースは可能 ・チェーンステーのブリッジ付近のスペースが少ないものは不可 | ◆メリット 取り付けカ所があれば、簡単にとりつけられる ◆デメリット 解放時にクランクと干渉する。 | ・タイヤのインチ数 ・つけれるスペースがあるか? | 出典 Amazon |
出典 Amazon | ||||
両立スタンド | ・後輪のハブ軸とフレームに取り付け ・ママチャリなど一般的な自転車に使用 ・ロードバイク、マウンテンバイクなどのスポーツ車に使用はない | ◆メリット 使用時は後輪が完全に浮いた状態になるので、タイヤが転がることがなく安定感があります。 ◆デメリット 自己では取り付けが大変 | ・タイヤインチ数 ・エンドフレーム(ホイール中心の車軸を受ける部分)の形状が、正爪(開口部が後方)、逆爪(開口部が斜め下前方) ・ママチャリ、シティー車はほとんどが正爪、スポーツ車は逆爪かストレートドロップ(開口部が真下)となります。 ・「変速なし」か、変速あり(内装ギア or 外装ギア)か | 出典 Amazon |
片足スタンド
サイドスタンドと言いますが、これにも3種類あります。
・2点で止めるサイドスタンド
・フレームに、取り付け穴があり、そちらに取り付けるダイレクトマウントスタンド
・チェーンステーにつけるチェーンステースタンド
チェーンステースタンドは、(個人的に)ずれやすく、不安定なため、お薦めしません。
ダイレクトマウントも、取り付けは簡単ですが、自転車に依存します。
選択としては、2点止めのスタンドになります。
この2点止めスタンドの選ぶ際のポイントは
・フレームの素材(カーボン素材以外)
・タイヤのインチ数
・ディスクブレーキ有無
で変わってきますので、考慮して選定してください。
センタースタンド
つづいて、センタースタンドです。センタースタンドにも2種類のスタンドがあります。
・1本脚のシングルスタンド
・収納時は2本の脚が一緒になり、解放時に2本脚になるダブルレッグスタンド
双方とも、取り付けは簡単ですが
1本脚は、サイドスタンドのように駐車した時に自転車が少し傾きます。
2本脚は、その点、自転車がまっすぐに自立します。しかし、折りたたんだ時自転車の部品と干渉する場合があるので、選定の際には注意が必要です。
選ぶ際のポイントは、
・自転車のセンターに取り付けのカ所(スペース)があるか否か
・フレームの素材(カーボン素材以外)
・タイヤのインチ数
・取り付けボルトの長さ、太さ
元々ついていた様につけるとボルトが長くなり、アダプタを使いました。なので取り付けボルトの長さも確認しておいた方が良いでしょう。
両立スタンド
つづいて、両立スタンドです。これは、よく街中でみるママチャリやシティサイクルの後方にとりつけられているスタンドです。
ただ、このタイプのスタンドは、安定性はいいが、リアハブのボルトを外すことになり、よほど自転車の組み立ての知見、工具がない限り自己で取り付けはやめておいた方が賢明です。
取り付け方法
では、センタースタンドを実際に自転車に取りつけていきます。
元からセンタースタンドを使用していたので、センターにそのスペース(ブリッジ)がありますが、他のスタンドを使用していて、センタースタンドに切り替えたい場合、写真のようなスペース有無または、ブリッジがあるか?は購入前に確認してください。
以前のものはスタンドとブリッジをボルトで共じめしていたため、ボルトは短めでした。
今回購入したものはボルトは長めです。
同じように共じめはできますがボルトが長いため、付属のアダプタを使用しました。
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ブレーキの効きが悪い
Vブレーキ―の調整の説明に行く前に、この先専門用語が出てくるので、迷子にならないように、写真に補足説明をしておきます。
では、本題にまいります。
次に、今回の一番の課題の前輪ブレーキの調整になります。前述しましたが、ブレーキグリップの根本にあるアジャスターで調整したが効果はなく、何が原因か?がわかりません。
一般的には、
ブレーキワイヤーの伸び
ブレーキシューの減り
になるのですが、ブレーキシュは、写真の通りそんなに減っていません。なので、原因とは違います。
次にブレーキワイヤーの伸びですが、ここも伸びた形成はないので、これも違うと思います。
よ~くよ~く観察していると、ブレーキワイヤーを垂直に向きを変える、バナナリードパイプの先がおかしいことに気づきました。
非常に可能性が高いので、バナナリードパイプを交換。
交換するには、
①まずはVブレーキのフックからバナナリードパイプを外し、
➁ワイヤー固定ボルトでワイヤーが、とまっているので外す。
➂次に、ブレーキワイヤーの先端にワイヤーエンドキャップがあるのでそれを外します。
外し方は、カシメ部分を元にもどすように、カシメ部分を垂直にペンチで戻します。
➃ラバーブーツを外します。
⑤次にバナナリードパイプを外します
次に、新しいバナナリードパイプを取りつけます。
今回は、アリゲーターのLY-VBP04を使用しました。
バナナリードパイプは、フロント用、リア用と折曲がっている角度が異なりますので、購入の際には注意必要です。あと、なぜか製品の小袋にもかいていませんが、長さも種類があるようです。長さは通販先にきけば教えていただけます。
リードパイプは、長いアルミのパイプの中に、グリースが入った樹脂のパイプが入っています。
外したブレーキワイヤーに、先ほどの逆の手順で
①樹脂パイプ、短いパイプ、長いアルミパイプと差し込んでいきます。
➁ラバーブーツを取り付け
➂ブレーキのエンドキャップを取り付けます。
最後に、ブレーキワイヤーの調整が必要です。
ブレーキワイヤーの調整は
ブレーキグリップのバレルアジャスターを根元まで締め込み(戻して)
Vブレーキのアームの部分をブレーキシューがリムにつくように押さえたままでブレーキワイヤーをケーブル固定ボルトで固定します。
シューとリムの間が1㎜~2㎜になっていれば、調整完了です。
ブレーキの効きはというと・・・治りました。きちんとブレーキが効くようになっています。よかったです^^;
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まとめ
いかがでしたでしょうか?キッズ向けマウンテンバイクのスタンド交換とVブレーキの調整でした。
私は、エンジニア魂で自力で修理しましたが、皆さまは、お金と時間の問題になりますので、時と場合により使い分けてください。
あと、以前にキッズ向けヘルメット用のリアライトも自作しております。よろしければご参考にしてください。
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