ハリオおすすめコーヒーミル、臼式、手回し、電動、水洗いOK、粗さ調整可能、スマートG
こんにちは、ぶっちょです。
もう2月後半、ご機嫌いかがでしょうか?
先回は、コーヒ―ミルの選び方、人気のおすすめ10選のお話をしましたが、参考になりましたでしょうか?
初めてコーヒ―ミルを選ぶ場合、何に気を付ければいいか?読者目線で説明し、人気おすすめ10選をご紹介しました。
今回は、私自身が購入したコーヒーミルのレビュー記事になります。前回の10選にも選択していますが、同じものをお持ちになっている方も多く、購入して良かったと思います。
コーヒーの世界にはまり、コーヒーソムリエの資格を取ろうと勉強中の私が、同じものをご検討の方に
実際に使わねば分からない、メリット、デメリット、使い勝手を分かりやすく説明したいと思います。ぜひこちらも参考にしていただければと思います。
選択理由
もともと、ミルが必要となった理由は、友人からコーヒー豆をいただいたからです。それまでは、コーヒーと言えばインスタントでした。私は、なにごとにも、こだわりを持つ方で、ミルを購入するにしても、せっかくならおいしいコーヒーを飲みたいじゃないですか~
なので、安価でいいミルはないか?探しました。ただ、値段だけで購入すると失敗するので、コーヒ―ミルの種類とか、違い、口に入れるものなのでお手入れは必要なのか?を徹底的に調べました。そこで得た答えが、
コンパクトであること
刃が臼式であること
全分解可能なこと
水で洗えること
安価であること
電動であること
最大 2杯/1回以上、豆が挽けること
でした。
それに従い、私が選んだのがハリオ EMSG-2Bになります。実際に2023年12月からずっと使用していますが、非常に気に入っています。購入してよかったと思っています。
スポンサーリンク
特徴
この製品の大きな特徴は、手動でも、電動でもコーヒーを挽けることです。
私一人なら手動でも良かったのですが、家族を考えると手軽な電動式の方がよく、かつこのモデルのグラインダー部分(電動部分)は、リチウム電池なのですが、別売りもしています。
一体型のミルには、ミルの電動部分の単品販売はなく、電動部分は、いずれスマホのように充電しても電池がもたなくなってきます。その時に電池がダメになったから全体を廃棄・・・では非常にSDGsにもよくないので、このように消耗部品の分離式が助かります。
ハリオとは、耐熱ガラスのメーカーであり、50年以上も前からコーヒーサイフォンも製造してきた日本メーカーです。今回の製品の製造は、中国ですが、日本メーカーのため、使い勝手、品質等、少し期待するところです。
ミル部分は手動でも回せるようにハンドルが付いていますし、このハンドルを無くさないように、本体につけれるシリコーンバンドに差し込んで保管することもできます。うれしい工夫です。
シリコンバンドは、使っているうちにねばねばしてくる場合がありますが、こちらのバンドはそのようなことはありません。ただし、サラッとはしていないので、使用してるうちに、コーヒーカスがつきますが、水洗いすれば簡単に取れます。
全分解してみました。単純な構造ですが、結構部品点数が多く、小さく同じような部品もあり、組み立て時に迷うことがありそうです。かくいう私も、分解、組み立ての際は、分解時のスマホの写真をみて組み立てています。
話は、もどりますが、この臼部分は、セラミックでできています。
これであれば、洗浄すればいつでも清潔で、コーヒーカスの残りでの雑味は心配なさそうですね。
スポンサーリンク
粒度調整
粒度の調整は、ミル内部の粗さ調整つまみを回して行います。調整つまみは、回すと「カチッ」「カチッ」と音がします。7段階以上回して変更はできますが、実際にコーヒー豆を挽いた粒度では、下記のように4段階程度になります。豆の種類、ドリップの仕方により、粒度の調整は必要になります。
この粒度の調整の仕方は、メモリがない状態でネジをまわすだけですので、一度、お手入れの為に全分解すると
次回同じような粒度の調整ができませんので注意してください。
その為、わたしは、なるべく粒度を一定にするため、以下のようにしています。
一番最後まで調整つまみを回しこみ、そこから緩める方向へ「カチッ」「カチッ」と音をさせて緩めていきます。その緩める際の「カチッ」の回数で粒度をきめています。そうすると、一定の粒度になります。
スポンサーリンク
電動グライダー
電動グラインダー部分はUSBで充電になります。2時間充電で、25回挽けます。
充電のインジケータが3段階ついていますので十分な充電ができているかわかります。
ボタンをおしている間、ミルが回転します。ボタンを離せば、回転は止まります。
挽くのにかかる時間ですが、
手動では、1人前、12gの豆を挽くのに2分程度
電動ですと、30秒~50秒ほどです。
電動は、さすがに早いですね。
手動ハンドル
ミルにハンドルを付けてみました。
電動グラインダーを使いだすと、手動用のハンドルは使うことは少ないかもしれませんが、手動ハンドルもご説明しておきます。
このミルの手動のバンドルは、長さが長い方なので、挽くのに力がいったり、手が疲れたりするほどではありません。ただ、これは、もともと手の力が強いか否かでかわるのであくまで個人的な感想となります。
しかし、24g(2杯分)を手動ハンドルで挽くとさずがに、少し手が疲れる感じがあります。
粉受けケース
コーヒー豆を挽いた時に、下側のケースにコーヒー豆を挽いた粉が落ちるのですが、その「粉受けケース」についても説明しておきます。
コーヒー豆は、上部の臼で挽かれるので、その際に、静電気が発生して静電気が帯びた状態で粉受けのケースにたまります。また粉受けケース本体は、アクリル樹脂でできているので、静電気がたまりやすい素材で、静電気の為、粉受けにコーヒー粉が貼りついてしまいます。
これは、この機種によったものではなく高級機のものにも発生しますので、コーヒーミルの宿命になります。
ミルの種類によっては、静電気対策をしているものもあったり、粉受けを金属のものに変更することで静電気を逃せるような対策をしている方もいます。
お手入れ
ミルで一番大切なのは、定期的なお掃除で、コーヒー豆は油分があるので、そのままにしていると、以前の挽いたコーヒー豆のカスがミル内に残留して、それが酸化して味に雑味が出てきます。
普段のお手入れは、全分解せずミル掃除用の刷毛でさっと行い、1週間ごとに全部分解して、重層で洗浄しています。
1週間ごとのお手入れは、私は、1.0Lのペットボトルの上部を切ったボトルに、重層を溶かして、そのなかにこのスマートスリムGのホッパー、粉受け臼、その他部品全てを投入して一晩置き、その後歯ブラシで隅々まで台所洗剤で洗い流しています。
スマートスリムGのホッパー、粉受けの素材はアクリルで、臼はセラミックで、その他部品も重層の薬品の耐性はあります。洗浄、消臭には、非常に優れていますので、ぜひおすすめです。ちなみに、重層には、お掃除用と食用があり、口に入れるものなので、かならず食用を使用してください。
また、重層は英語でベーキングソーダといい、ベーキングパウダーと同じではありません。ベーキングパウダーは、コンスターチ等含まれていて、洗浄にはなりません。ご注意ください。
この食用の重層は、食品添加物にあたり、駅にある大手ドラッグストアでも意外と在庫している可能性は少ないです。私は、4,5件はしごしてやっと見つけた感じですので、ネットでの購入をお勧めします。
メリット・デメリット
このミルを使用した際のメリット、デメリットの説明をしておきます。
メリット
電動、手動、双方とも対応している。
コンパクトに収納できる。
全分解して、水での洗浄が可能
安価である
デメリット
ホッパーが小さいので、少量しか豆を挽けない
粉受けに静電気で豆の粉が貼りつく
粒度調整がメモリがないのでばらつく
似たような小さい部品があり、組み立てに迷う
ホッパー部のみが複雑な形をしているので、洗浄がしにくい
デメリットというほどではないですが、少しの工夫で改善しますので、気にならない程度です。どちらかというと、メリットの方が大きいように思います。
実際に使ってみた感想
実際に、2023年12月から、ずっと使用していますが、使い勝手がよく重宝しています。お手入れもそんなに、手間はかかりませんし、毎朝とはいかないですが、コーヒーを豆から挽くことをいつも楽しみにしています。購入してよかったと思います。
気になる程度ではないですが、気づきとしてあげるなら、ミルを終わらせた後、まだホッパーにコーヒー豆が残っている場合があります。私の場合、ケース全体が少しスモークがかかっているので横からの確認はできないため、一度電動グラインダーを抜き取り、豆が残っているかを上から確認する必要があります。その程度です。
もし、同じミルをご検討しているなら、絶対「買い」と思ますよ。
記事をご参考にしていただき、よきコーヒーライフをおたのしみください。
最近のコメント